功績や学問はなくとも 

2011年08月14日

功績や学問はなくとも
 
(現代語訳)
功績を誇り学問をひけらかす人々は、人間としての価値を外面にだけ求めている。本来備わっている誠の心さえ失わなければ、たとい功績や学問がなくても、それだけで立派な人生が送れることを理解していない。(略)

 先人の残した人生の生き方と思うが、50代になり少しは意味を理解できる経験もし来た。中国古典『中庸』にも、才能は「絹衣の上に、麻衣を羽織り、時々ほのかに輝きを見せる」とあった。才能の顕示は必要だが、やりすぎは返って逆効果を生む、生き方とは難しいものです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 06:45│Comments(0)日々の心がけ
 
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