「賢人の知恵」今日の自分に甘んじない、態度を一貫させる、他
2012年01月11日
「賢人の知恵」今日の自分に甘んじない、態度を一貫させる、他
さて、久々に日曜日の午後に家に居るので、読みかけの本「賢人の知恵」を読んだ。心に留まった言葉を、下記にいくつか紹介します。バルターザル・グラシアン著(斉藤慎子訳)「賢人の知恵(240)」から、
・今日の自分に甘んじない
貧しく平凡な自分に甘んじてはいけない。今の自分のいる場所に少し居心地の悪さを感じるくらいがいい。
・態度を一貫させる
日々態度が変わる人は意見にも一貫性がない。人間、二言はないのである。逆に言葉は、慎重に発する。
・目立ちすぎない、でしゃばらない
たとえ自分の見解が正しくても、それを主張しすぎないこと。いったん目をつけられると、一番の長所までもが欠点に見られてしまう。また、強引に押せば、同じように押しのけられる。人の関係は、作用反作用の関係。
・見られているつもりで行動する
壁に耳あり、悪事は大きくなっていずれ人に知られるもの。四知の精神を忘れない。
・自分を磨く
時がたてば、光り輝くものもやがてはその輝きを失ってくる。精神力・知性・運など全ての面で、ときどき自分を再生させよう。
・大衆に迎合しない
物事の本質がわかっている人なら、世間の評判に関係なく評価をしてくれるものだ。
・チャンスを逃さない
チャンスを理解することは、知性の中でも最も重要な能力のひとつ。
・自ら運命を切り開く
真価と勇気を発揮して、望むものを手に入れよう。知恵を備えていることが最大の幸運であり、それがないことは最大に不運である。
(以上、「賢人の知恵」より)
この本は、400年前にヨーロッパで書かれたものだが、現代でも十分に仕える教示ばかり。人生は、悩みの連続、日々の心の鍛錬が大事と思います。
自分の運命を切り開く、チャンスを逃さない、など良く聞く言葉ばかりです。この本の最後(240番目)の一文を下記に紹介します。
・善を持って生きる
善を持って生きることで人は完成する。
善のある人は先を見通し、理解し、知恵と勇気を持つことができる。親切で正直、そして用心深い人はみんなから崇拝をされる。高潔、英知、理解は幸せの根幹だ。善はこの世を上から照らし、安らかな心で覆ってくれる。そのまばゆい美しさは神にも人にも等しく崇拝されるだろう。
善のない美はなく、悪のない醜もない。善は英知の真髄で、それ以外のものは全て愚かなことだ。人が偉大かどうかは善で判断するもので、財や富ではかるものではない。善はそれだけで足れり。生きている間に愛され、亡くなってからも忘れられないのは善のある人だけだ。
(以上、「賢人の知恵」より)
さて、久々に日曜日の午後に家に居るので、読みかけの本「賢人の知恵」を読んだ。心に留まった言葉を、下記にいくつか紹介します。バルターザル・グラシアン著(斉藤慎子訳)「賢人の知恵(240)」から、
・今日の自分に甘んじない
貧しく平凡な自分に甘んじてはいけない。今の自分のいる場所に少し居心地の悪さを感じるくらいがいい。
・態度を一貫させる
日々態度が変わる人は意見にも一貫性がない。人間、二言はないのである。逆に言葉は、慎重に発する。
・目立ちすぎない、でしゃばらない
たとえ自分の見解が正しくても、それを主張しすぎないこと。いったん目をつけられると、一番の長所までもが欠点に見られてしまう。また、強引に押せば、同じように押しのけられる。人の関係は、作用反作用の関係。
・見られているつもりで行動する
壁に耳あり、悪事は大きくなっていずれ人に知られるもの。四知の精神を忘れない。
・自分を磨く
時がたてば、光り輝くものもやがてはその輝きを失ってくる。精神力・知性・運など全ての面で、ときどき自分を再生させよう。
・大衆に迎合しない
物事の本質がわかっている人なら、世間の評判に関係なく評価をしてくれるものだ。
・チャンスを逃さない
チャンスを理解することは、知性の中でも最も重要な能力のひとつ。
・自ら運命を切り開く
真価と勇気を発揮して、望むものを手に入れよう。知恵を備えていることが最大の幸運であり、それがないことは最大に不運である。
(以上、「賢人の知恵」より)
この本は、400年前にヨーロッパで書かれたものだが、現代でも十分に仕える教示ばかり。人生は、悩みの連続、日々の心の鍛錬が大事と思います。
自分の運命を切り開く、チャンスを逃さない、など良く聞く言葉ばかりです。この本の最後(240番目)の一文を下記に紹介します。
・善を持って生きる
善を持って生きることで人は完成する。
善のある人は先を見通し、理解し、知恵と勇気を持つことができる。親切で正直、そして用心深い人はみんなから崇拝をされる。高潔、英知、理解は幸せの根幹だ。善はこの世を上から照らし、安らかな心で覆ってくれる。そのまばゆい美しさは神にも人にも等しく崇拝されるだろう。
善のない美はなく、悪のない醜もない。善は英知の真髄で、それ以外のものは全て愚かなことだ。人が偉大かどうかは善で判断するもので、財や富ではかるものではない。善はそれだけで足れり。生きている間に愛され、亡くなってからも忘れられないのは善のある人だけだ。
(以上、「賢人の知恵」より)
私はいつも人生は「答え」だと言うようにしています。-養老孟司
2012年01月09日
私はいつも人生は「答え」だと言うようにしています。-養老孟司-
おはようございます。昨夜早くに休んだ性で、早く目が覚めました。
先週、宮崎に行った折求めた9名の知識人が思いを綴った本『復興の精神」に、作家の養老孟司氏が次のことを語っている。
(以下転載)
何十年に一回はアクシデントがある、というのは人生においても同じことです。極端に運のいい人というのもいないわけではありませんが、普通は十年か二十年に一度ずつくらい何かあるものです。(略)
私はいつも、人生は「答え」だというようにしています。(略)
自分がいままでやってきたこと、社会とかかわってきたことの結果として表にあらわtれているのが、ただ今現在の自分である。(略) 生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。
(以上、『復興の精神』転載)
人生には色々な出来事、苦難が起こります。こんな私でも、5年、10年に一度大きな変化が起こる。それを受け入れ、知恵をしぼり、協力して切り抜けて来た。これからも同様と思う。
東北の方々の心情は、遠い九州に居てはなかなか理解出来ないことが多いが、春に現地を訪問し、被災した状況に触れてみて、その状況の中で生きようとされている姿に、自分の人生を重ねて考えることは実際にはできないが、学ぶことが多いと思う。
養老氏の言う「何かあったときには最終的にプラスになるように考える」、プラス志向の生き方が必要と思っています。
おはようございます。昨夜早くに休んだ性で、早く目が覚めました。
先週、宮崎に行った折求めた9名の知識人が思いを綴った本『復興の精神」に、作家の養老孟司氏が次のことを語っている。
(以下転載)
何十年に一回はアクシデントがある、というのは人生においても同じことです。極端に運のいい人というのもいないわけではありませんが、普通は十年か二十年に一度ずつくらい何かあるものです。(略)
私はいつも、人生は「答え」だというようにしています。(略)
自分がいままでやってきたこと、社会とかかわってきたことの結果として表にあらわtれているのが、ただ今現在の自分である。(略) 生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。
(以上、『復興の精神』転載)
人生には色々な出来事、苦難が起こります。こんな私でも、5年、10年に一度大きな変化が起こる。それを受け入れ、知恵をしぼり、協力して切り抜けて来た。これからも同様と思う。
東北の方々の心情は、遠い九州に居てはなかなか理解出来ないことが多いが、春に現地を訪問し、被災した状況に触れてみて、その状況の中で生きようとされている姿に、自分の人生を重ねて考えることは実際にはできないが、学ぶことが多いと思う。
養老氏の言う「何かあったときには最終的にプラスになるように考える」、プラス志向の生き方が必要と思っています。
周到に考え、実行は快活に動く。
2011年12月06日
周到に考え、実行は快活に動く。
おはようございます。朝の読書から、佐藤一斎の′『言志四録』から、
物事を考える場合には、周到かつ綿密でありたい。そして実行する段になったら、手軽に軽快にやりたいものだ。
事を慮るは周詳ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。(『言志録』26条)
人は、思うばかりで実行できない。実行はできるが、考えが浅い。軽挙は、目立つが考えがないと、効果も薄い。行動は、周到に調査し、思考の限りを尽くし、決断に至ったなら、一気に済ませることが大事です。決めたことを、うしうじ実行出来なけば、リーダーとしての信頼は得れない。
佐藤一斎は、幕末期の志士たちに、大きな影響を与えた、幕臣の儒家です。佐藤一斎は、朱子学を表向きは教え、私塾では陽明学を教授したと言われる。当時の日本の憂いを感じて、陽明学の必要性を感じていたのかも知れない。
今、日本に必要な学問は、至誠と陽明学の実践なのかも知れないと、揺れる日本政界を見て考えます。
*参考資料:坂井昌彦著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より
おはようございます。朝の読書から、佐藤一斎の′『言志四録』から、
物事を考える場合には、周到かつ綿密でありたい。そして実行する段になったら、手軽に軽快にやりたいものだ。
事を慮るは周詳ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。(『言志録』26条)
人は、思うばかりで実行できない。実行はできるが、考えが浅い。軽挙は、目立つが考えがないと、効果も薄い。行動は、周到に調査し、思考の限りを尽くし、決断に至ったなら、一気に済ませることが大事です。決めたことを、うしうじ実行出来なけば、リーダーとしての信頼は得れない。
佐藤一斎は、幕末期の志士たちに、大きな影響を与えた、幕臣の儒家です。佐藤一斎は、朱子学を表向きは教え、私塾では陽明学を教授したと言われる。当時の日本の憂いを感じて、陽明学の必要性を感じていたのかも知れない。
今、日本に必要な学問は、至誠と陽明学の実践なのかも知れないと、揺れる日本政界を見て考えます。
*参考資料:坂井昌彦著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より
周到に考え、実行は快活に動く。
2011年12月06日
周到に考え、実行は快活に動く。
おはようございます。朝の読書から、佐藤一斎の′『言志四録』から、
物事を考える場合には、周到かつ綿密でありたい。そして実行する段になったら、手軽に軽快にやりたいものだ。
事を慮るは周詳ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。(『言志録』26条)
人は、思うばかりで実行できない。実行はできるが、考えが浅い。軽挙は、目立つが考えがないと、効果も薄い。行動は、周到に調査し、思考の限りを尽くし、決断に至ったなら、一気に済ませることが大事です。決めたことを、うしうじ実行出来なけば、リーダーとしての信頼は得れない。
佐藤一斎は、幕末期の志士たちに、大きな影響を与えた、幕臣の儒家です。佐藤一斎は、朱子学を表向きは教え、私塾では陽明学を教授したと言われる。当時の日本の憂いを感じて、陽明学の必要性を感じていたのかも知れない。
今、日本に必要な学問は、至誠と陽明学の実践なのかも知れないと、揺れる日本政界を見て考えます。
*参考資料:坂井昌彦著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より
おはようございます。朝の読書から、佐藤一斎の′『言志四録』から、
物事を考える場合には、周到かつ綿密でありたい。そして実行する段になったら、手軽に軽快にやりたいものだ。
事を慮るは周詳ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。(『言志録』26条)
人は、思うばかりで実行できない。実行はできるが、考えが浅い。軽挙は、目立つが考えがないと、効果も薄い。行動は、周到に調査し、思考の限りを尽くし、決断に至ったなら、一気に済ませることが大事です。決めたことを、うしうじ実行出来なけば、リーダーとしての信頼は得れない。
佐藤一斎は、幕末期の志士たちに、大きな影響を与えた、幕臣の儒家です。佐藤一斎は、朱子学を表向きは教え、私塾では陽明学を教授したと言われる。当時の日本の憂いを感じて、陽明学の必要性を感じていたのかも知れない。
今、日本に必要な学問は、至誠と陽明学の実践なのかも知れないと、揺れる日本政界を見て考えます。
*参考資料:坂井昌彦著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より
勝海舟「世間は活きている、理屈は死んでいる」『氷川清話』
2011年08月18日
-勝海舟-「世間は活きている、理屈は死んでいる」(『氷川清話』)
政治は幾重にも錯綜した利害関係を、広く見渡して調和する高度な技術である。絶対に公平で万人のことごとくが、納得し得る解決が本来あり得ない以上、政治の採決は各方面から怨みを買うのであろう。それら不満の矢を全身に浴びつつ、なお次の機会へと望みを繋がせる対応は、各方面から人格的な信頼感を集め得ずしては不可能であろう。理屈をもって社会を律したがる人物を、世間の誰もが決して使用しないのである。
(以上、谷沢永一著「百言百話」より)。
■災害廃棄物の最終処分場、県外に…細野原発相(mixiニュース08月13日) >細野原発相は13日、放射性物質に汚染された災害廃棄物について、「福島県を最終処分場にすべきではない」と報道陣に語り、最終処分は福島県外で行う考えを示した。(略)
陸前高田の松材で送り火が中止になった。瓦礫処理の、政府の利害の調整を検証して行きたい。掛け声だけに終らないことを願う。
政治は幾重にも錯綜した利害関係を、広く見渡して調和する高度な技術である。絶対に公平で万人のことごとくが、納得し得る解決が本来あり得ない以上、政治の採決は各方面から怨みを買うのであろう。それら不満の矢を全身に浴びつつ、なお次の機会へと望みを繋がせる対応は、各方面から人格的な信頼感を集め得ずしては不可能であろう。理屈をもって社会を律したがる人物を、世間の誰もが決して使用しないのである。
(以上、谷沢永一著「百言百話」より)。
■災害廃棄物の最終処分場、県外に…細野原発相(mixiニュース08月13日) >細野原発相は13日、放射性物質に汚染された災害廃棄物について、「福島県を最終処分場にすべきではない」と報道陣に語り、最終処分は福島県外で行う考えを示した。(略)
陸前高田の松材で送り火が中止になった。瓦礫処理の、政府の利害の調整を検証して行きたい。掛け声だけに終らないことを願う。
功績や学問はなくとも
2011年08月14日
功績や学問はなくとも
(現代語訳)
功績を誇り学問をひけらかす人々は、人間としての価値を外面にだけ求めている。本来備わっている誠の心さえ失わなければ、たとい功績や学問がなくても、それだけで立派な人生が送れることを理解していない。(略)
先人の残した人生の生き方と思うが、50代になり少しは意味を理解できる経験もし来た。中国古典『中庸』にも、才能は「絹衣の上に、麻衣を羽織り、時々ほのかに輝きを見せる」とあった。才能の顕示は必要だが、やりすぎは返って逆効果を生む、生き方とは難しいものです。
(現代語訳)
功績を誇り学問をひけらかす人々は、人間としての価値を外面にだけ求めている。本来備わっている誠の心さえ失わなければ、たとい功績や学問がなくても、それだけで立派な人生が送れることを理解していない。(略)
先人の残した人生の生き方と思うが、50代になり少しは意味を理解できる経験もし来た。中国古典『中庸』にも、才能は「絹衣の上に、麻衣を羽織り、時々ほのかに輝きを見せる」とあった。才能の顕示は必要だが、やりすぎは返って逆効果を生む、生き方とは難しいものです。
「耐える」こと
2011年08月14日
「耐える」こと
(現代語訳)
「山登りは険しい道に耐え、雪道は危い橋に耐えて進む」という言葉があるが、この「耐える」ということに深い意味が含まれている。人情は険しく、人生の道は厳しい。「耐える」ことを支えとして生きていかなければ、たちまち籔にふみ迷い穴に落ちこんでしまうだろう。(略)
(現代語訳)
「山登りは険しい道に耐え、雪道は危い橋に耐えて進む」という言葉があるが、この「耐える」ということに深い意味が含まれている。人情は険しく、人生の道は厳しい。「耐える」ことを支えとして生きていかなければ、たちまち籔にふみ迷い穴に落ちこんでしまうだろう。(略)
風そよぐ 楢の小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける
2011年08月03日
風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける(従二位家隆)
意味は:風が楢の葉をそよがせて吹いている、この小川の夕暮れは、すでに秋のように思われるが、ここで取り行なわれている夏越えのみそぎが、やはり今は夏であることの証拠である。(中略)
震災から5ヶ月なかなか現地の復興も、原発の終息も目途が立たない。内閣の責任に加え、九州は「やらせメール」で揺れている。そろそろ夏のみそぎが必要かも? 時はアッという間に過ぎます。国民も関心を持ち続けることが大事と思う。
意味は:風が楢の葉をそよがせて吹いている、この小川の夕暮れは、すでに秋のように思われるが、ここで取り行なわれている夏越えのみそぎが、やはり今は夏であることの証拠である。(中略)
震災から5ヶ月なかなか現地の復興も、原発の終息も目途が立たない。内閣の責任に加え、九州は「やらせメール」で揺れている。そろそろ夏のみそぎが必要かも? 時はアッという間に過ぎます。国民も関心を持ち続けることが大事と思う。
『日本人の感性』、桜の回廊、秋の紅葉など
2011年07月06日
『日本人の感性』、桜の回廊、秋の紅葉など
梅雨は、緯度で言うとエジプトのカイロと同じ位置にある熊本が、湿気はあるがどうにか過せる気候を作り出します。しかし梅雨の大雨が被害をもたらす事もあり、猛暑の乾燥地域とは違った悩みもある。
日本人は、季節を歌や俳句にして来た。桜の回廊、秋の紅葉など、広い風景を人が動く事で感じる季節を、俳句や和歌に綴ってきました。
歌人の与謝野晶子の春の歌があります。京都の桜に季節、当時出会ったばかりの与謝野鉄幹との逢瀬を読んでいます。
「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢う人みなうつくしき」
これは、与謝野晶子の『みだれ髪』のある歌ですが、賑わう京都の桜の名所を多くの人が夜桜見物に出ていて、その風景を見ながら、鉄幹の許へ急ぐ晶子の様子がうかがえます。
(参考:佐々木健一著『日本人の感性』)
梅雨は、緯度で言うとエジプトのカイロと同じ位置にある熊本が、湿気はあるがどうにか過せる気候を作り出します。しかし梅雨の大雨が被害をもたらす事もあり、猛暑の乾燥地域とは違った悩みもある。
日本人は、季節を歌や俳句にして来た。桜の回廊、秋の紅葉など、広い風景を人が動く事で感じる季節を、俳句や和歌に綴ってきました。
歌人の与謝野晶子の春の歌があります。京都の桜に季節、当時出会ったばかりの与謝野鉄幹との逢瀬を読んでいます。
「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢う人みなうつくしき」
これは、与謝野晶子の『みだれ髪』のある歌ですが、賑わう京都の桜の名所を多くの人が夜桜見物に出ていて、その風景を見ながら、鉄幹の許へ急ぐ晶子の様子がうかがえます。
(参考:佐々木健一著『日本人の感性』)
過信と欲くは、人間を豹変させる(名言は、良い意味だが?)
2011年07月05日
過信と欲くは、人間を豹変させる(名言は、良い意味だが?)
久々に守屋洋著『「韓非子」を見よ!』を読んで、目に止まった「小さなことに注目し大局を読む」の解説を読むと、:(以下、転載)厳しい現実にを生きていくためには人間を読むだけではまだ不十分である。それに加えてさらに、いま自分はどういう状態に置かれているのか、時代はどうか動いているのかなど、自分をとり巻く状況を読み取り、機敏な対応を心がけなければならない。・・(中略)
韓非子の教示は、「聖人は微(び)を見て以って萌(ほう)を知り、端(たん)を見て以って末を知る。故に象著(ぞうちょ)を見て恐れしは、天下も足らざるを知ればなり」、これは殷王朝を亡ぼした紂王(ちゅうおう)が、過信から象牙に箸を使い始めた。重臣の箕子は、どんどんエスカレートすると気づいた。ついに国まで滅ぼしてしまった。欲とは怖いものです。
久々に守屋洋著『「韓非子」を見よ!』を読んで、目に止まった「小さなことに注目し大局を読む」の解説を読むと、:(以下、転載)厳しい現実にを生きていくためには人間を読むだけではまだ不十分である。それに加えてさらに、いま自分はどういう状態に置かれているのか、時代はどうか動いているのかなど、自分をとり巻く状況を読み取り、機敏な対応を心がけなければならない。・・(中略)
韓非子の教示は、「聖人は微(び)を見て以って萌(ほう)を知り、端(たん)を見て以って末を知る。故に象著(ぞうちょ)を見て恐れしは、天下も足らざるを知ればなり」、これは殷王朝を亡ぼした紂王(ちゅうおう)が、過信から象牙に箸を使い始めた。重臣の箕子は、どんどんエスカレートすると気づいた。ついに国まで滅ぼしてしまった。欲とは怖いものです。
「素行自得」
2011年06月02日
「素行自得」:人間はとかく自分というものを忘れて人をうらやんだり、足元を見失うものだ。だから、自分の立場に基づいて実践することで、本当の自分、真の自己というものをつかまなければならない。(*出典:安岡正篤「こころ」に書き写す言葉) :(感想)自分を知ることは、感情や周りの状況、仕事の良否、色々な時に「我を忘れる」ことが多い。常に自分を省みるゆとりが必要と思います。
「ごまかし癖」の怖さ、一番の不幸
2011年05月31日
「ごまかし癖」の怖さ、一番の不幸 :とかく世の中を甘く考え、ごまかして渡る癖がつけば、もうおしまいで、真剣になれないのが一番の不幸なことである。 :(感想)日日、気持ちを新たに、前向きに考えることは心を高揚させる。今日も元気に過ごしたいものです。 *出典:安岡正篤「こころ」に書き写す言葉
改革を阻む壁が3つある
2011年04月29日
改革を阻む壁が3つある :米沢藩の改革を行った上杉鷹山の師・細井平洲が訓示にしています。 :改革を阻む壁が3つある 一、ものの壁(物理的な壁)。 二、仕組みの壁(制度的な壁)。 三、心の壁(意識の壁)。 この三番目の「心の壁」を叩き壊すことが一番難しい。
立派な人物の条件
2011年04月20日
立派な人物の条件 :細事の処理にも、手を抜かない。人目のないところでも、悪事に手を染めない。失意のときでも、投げやりにならない。こうあってこそ、初めて立派な人物といえる。 :(感想)自分の戒めに書きました。利子私欲を捨て、自分の行動を考えることを努めるが、なかなかそうさせない自分の我がある。陽明学の「抜本塞言論」との葛藤の日々です。 *参考資料:「菜根譚」
名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困る
2011年04月02日
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。此の仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業な成し得られぬなり」-西郷隆盛-
文明国を目指し、先端技術を磨き続けて来た日本に、大きな試練が来ている今、リーダーの存在感が増しています。
文明国を目指し、先端技術を磨き続けて来た日本に、大きな試練が来ている今、リーダーの存在感が増しています。
真の功名、真の利害
2011年03月14日
真の功名、真の利害 :(佐藤一斎)真の功名は、道徳心、便(すなわ)ち是なり。真の利害は、義理、便ち是なり。 :(解説)真の功績とか名誉というのは、道徳を実践した結果自然に得られるものである。本当の利害というのは、義理を行うか行わないかによって得られるものである。 :(感想)我利我利亡者は、世からいずれ忘れられる。無私の人物は、後に存在感が出て来る。 *出典:佐藤一斎「言志四録」
自助と共助を兼ね備える人格こそ「人間力」
2011年02月26日
自助と共助を兼ね備える人格こそ「人間力」 :人間力は、自分の存在を肯定してよりよく生きようとする自助の意欲、他者を尊重して助け合おうとする共助の意欲、自己をとりまくさまざまな事象(人、社会、自然など)を知覚するための知性と感性(情操)を含む、総合的な力。 :(感想)教育の変革が求められていると思う。自分の頭で考え、実践する生き方が求められている。 *出典:堀田力著「人間力の育て方」
財を生むは大道にあり
2011年02月20日
財を生むは大道にあり :(上杉鷹山)支出のうちで最も多いのが、役人の人件費でございます。多くの役人を養うために、農工商三民の苦労ははかり知れません。役人の常勤を減らし、日勤を隔日にし、その代わり役人は非番の時、何らかの生産活動に従事する。 :(感想)領地からすると、はるかに多かった上杉家の役人たちは、殖産興業に励んで、米沢藩の窮乏を救った。 *出典:童冬二著「上杉鷹山と細井平州」
剛毅と衿持と確固不動の精進と向上心
2011年02月14日
剛毅と衿持と確固不動の精進と向上心 :今日この日から始めるのだ。きみ自ら剛毅と現実と衿持(きょうじ)と確固不動の精神と普段の向上心を身につけて、君自身の人格をもって確立、これを世にしめすまで安じてはならない。 :(感想)日々の精進こそ、自分を鍛錬する最善の方法。 *出典:ホイットマン著『草の葉』
努力する人は希望を語る
2011年02月12日
努力する人は希望を語る :(本文)努力する人は希望を語り、怠ける人な不満を語る。 :(感想)努力する人は常に前向きな言動、怠け者はいつも後ろ向きな発言が多いと思う。



