苦は楽しみの種、楽は苦しみの種(徳川光圀)

2010年06月11日

苦は楽しみの種、楽は苦しみの種(徳川光圀) :(光圀の教示)一、苦は楽しみの種、楽は苦しみの種としるべし。 二、主人と親とは、無理なるものと思え、下人はたらぬものと知るべし。 三、子ほど親を思え、子なきものは身にたくらべる、ちかき手本としるべし。 :(解説)光圀は、恩は忘れるなと家訓で残した。恩に報いるとは何か、その恩を覚えている、自覚しているという気持ちは、表情や身振りで他人に伝わるもの。 :(感想)用がある時だけ、訪問してくる人がいる。手助けをしても、その結果報告はない。これでは、よき縁が出来ないと思う。 :(語彙)無理なるもの=理屈が通らないもの。身にたくらべる=自分の身を思う気持ちとくらべる。 *出典:矢沢永一編著「名言の知恵 仁省の知恵」


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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:03│Comments(0)家訓、社訓、訓示
 
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